JCOG乳がんグループ

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現在登録中・追跡中の臨床試験Clinical Trials Report

TASTAS feasibility trial

研究代表者
枝園 忠彦
研究事務局
寺田かおり、相良安昭

腋窩リンパ節転移陽性原発性乳癌・手術先行症例に対する新たな腋窩縮小手術 Tailored axillary surgery (TAS) の安全性と有用性に関する Feasibility 試験

目的

腋窩リンパ節転移陽性で根治切除可能な原発性乳癌で腋窩郭清を必要とする対象にTAS(標識をした転移リンパ節+センチネルリンパ節+転移を疑う触知リンパ節を摘出する手技)を行ったうえで標準治療である腋窩郭清を行い、TASの確立と安全に腋窩郭清を省略できる対象を明らかにする。
※TAS feasibility trial の結果をもとに、TASを行い腋窩郭清を省略するphase III 試験を計画している。

Primary endpoint:非TASリンパ節転移割合

Secondary endpoints:
・TASの同定割合(TASで摘出したリンパ節に1個以上の転移リンパ節が含まれる/全適格例)
・標識転移リンパ節(1個)の同定割合
・標識(ワイヤー、色素または墨汁、クリップ+色素または墨汁、クリップ+ワイヤー )ごとの転移リンパ節同定割合
・上肢リンパ浮腫注)発生割合
・QOL(Quick DASH、FACT-B+4 ARMサブスケール)

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